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ヴェルの記事箱

暇な時にでも見てね

今頃NARUTO720話を見終わった感想

ヴェルですどうも。

いきなりですが、人の感情という代物は案外一時的なものであって、その時点で得た感動や思考を後から反芻することは案外難しいように思えます。しかしながら、人間には言葉や文字というものが存在するため、その時点で言語化して文字として保存しておくということで、いつになってもそれを見返すことが出来るというのはなかなか便利ですよね。

 

ということで、

NARUTO720話見終わりました。

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いやー長かったけど面白すぎた。僕の周りでNARUTOを見てる比率は体感1:9ぐらいで、僕以外全人類見ているような気がするほどでした。まじで全員見てた。自分は案外、NARUTOどころかアニポケもあんま見てなかった気がするのでこの時代までNARUTOの内容を全くと言っていいほど知らなかった希少動物です。

NARUTOを見始めたのは4月初頭ほどで今が5月末ということでまぁ早く見終えれたかも。正直に言うと2倍速をしつつアニオリを飛ばしながら見ました。そうじゃなきゃやってられん。

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NARUTOの感想

どこから話せばいいか分からないぐらい良かった。まず言いたいのは、ピークが中盤に訪れず後半になるにつれて比例的に面白くなっていくのが凄かった。最後まで飽きることなく、熱量を持ったまま見ることができた。

個人的にはこのNARUTOは「最低限の分かりやすさで最大限の奥深いストーリー」の境地に至っている様な気がする。伏線を何個も張ったりする、進撃の巨人とか呪術廻戦ほど設定が複雑な作品も大好きだけど、NARUTOはジャンプの王道をいくストーリーで最高だった。これが20年近く前の作品ということに驚かされる。あまりにも斬新だった。

 

好きなキャラクター

うずまきナルト

これは外せない。分かりやすい王道ジャンプ主人公の性質を持ちつつ、頭の良い側面も持った主人公であるナルトは、個人的にもベストなキャラクターだと思った。最初は無力だった少年が時を経るにつれ新たな技術を身につけていって、歴史にも残る忍者の頂点に至ったこの男の可能性に驚愕を禁じを得ない。個人的には九尾チャクラを完全にものにしたナルトは好きだったけど、忍界大戦の時全部ナルト頼りにした結果解決してて「全部ナルトやん...」ってなってた。

 

うちはイタチ

二番目に名前あげるぐらいにはイタチが大好き。なんだこのかっこいいキャラクターは...でもNARUTOを見てて救われないキャラTOP3を勝手に決めるならイタチ、長門、オビトの3人だと思う。最近では敵キャラに感情移入出来る作品が評価されてるし、俺も大好きだけどその中でもこの敵キャラ3人には感情移入出来た。

改めてだけど、序盤からこんなに評価が180度変わったキャラクターいない。幼い頃から才能の塊である一方、戦乱の世に生まれたからこその辛い生き方をした弟思いの優しい青年で本当に大好きになった。イタチがサスケに斃される時の最期の言葉が「許せサスケ。これで最後だ」なのは爆泣きしたけど、穢土転生後のサスケとの別れで「許さなくてもいい。俺はお前をずっと愛している。」ってセリフ天才すぎた。一回目の別れで「許せサスケ」の伏線を回収しておいて、その次ではそれを利用して「俺のことを許さなくていい」って言うのは流石に完璧すぎる。

 

他の作品と違うNARUTOの良さ

もう1人の主人公

よくネットでもネタとして使われるけど、「逆だったかもしれネェ...」って台詞はこのNARUTOを表すのに最も適したセリフのように感じる。

この物語の主人公はナルトで、結果的にはナルトの手によって世界が救われたけど、もしこのキャラクターが主人公だったらと思うと景色は変わってくる様な気がしてくる。

うちはサスケ

例えばサスケ。当初はサスケはイタチへの復讐という目的を持って生きていたけど、その目的を叶えてイタチの真実を知った後、独自の信念を持って最終的にはナルトと戦うことになっている。サスケも悲惨な過去を持っているけど最終的には心変わりしてくれて良かった。正直サスケは色々勝手しすぎて好きなキャラではないかもだけど。

はたけカカシ

個人的に好きだったポイントは、カカシ先生がもう1人の主人公であるかのように描かれているところ。完全にナルトvs敵の構図で描かれてたわけではなく、ラスボスの1人であるうちはオビトがカカシ先生の親友だったことによって多角的なストーリーを楽しめた。ここが正直一番レベルに衝撃を受けたかもしれない。あと一番闇堕ちするタイミングが多かったにも関わらず、それらを乗り越えて今のカカシ先生になっていると考えると、感慨深い。自分の身代わりにオビトを失って自分の手でリンを殺して師であったミナト先生を失うなんて残酷すぎる。カカシ先生も最も好きなキャラクターの1人。

うちはオビト

このキャラの魅力は一言では語れない。敵として九尾を召喚して木の葉隠れの里を襲撃したり第4次忍界大戦を主導したり、悪事の数々は枚挙にいとまがないものの、最初はナルトと同じように火影を目指して忍術に励んだ少年だったわけで、心変わりした後のオビトのかっこよさは異常だった。というかリンがあまりにも救われない。あんなに若くして命を落とすしかなかった運命にあったのは悔やまれるし、オビトの過去回想編まじで何十回も見た気がするけどリンがあまりにも魅力的すぎる。俺も幼馴染にリンがいてあの歳で死んでたら俺も世界滅ぼしてた。

長門

ペイン来襲編が良すぎた。ペインのことあまり好きではなかったけど自来也との過去の話とかアカツキ誕生秘話で気持ちが寄った。まずアカツキの3人が救われなくて悲しい。もし違う生き方ができればこんな悲しい道筋にならなかったのではないかな。

 

総括

思ったよりというか想像通り長くなった。あとNARUTO見始めて良かった。こういう時にもっと早く観れば良かったって言う人も多いけどそれは今から見始めたことをマイナスに思っているようでなんか言い回しが好きじゃない。自分次第で何にもなれるのだから笑われても生きていこう。

 

 

追記

原作終わった後のアニオリ見ながらこれ書いてるけど、子供だった皆が大人になって任される役職が上がって後輩がどうこうみたいな話してるの感慨深い。自分はまだ学生だからこそ正直大人になることへの不安や恐れを感じてる。いつまでも子供でいられないことは当たり前のようで残酷にも感じるね。

じゃあ次はONE PIECEドラゴンボールを見たいけど一旦BORUTO見ます。