まず端的に言うと神ゲーだった。
クリアしてから暫く経った後に書き連ねているが、ずっと“生きる”意味についてつい考えてしまっていた。ペルソナ作品だからと安易に手に取ったものの、ペルソナ5Rさえも凌ぐレベルの神ゲーである事は何よりも衝撃だった。
クリア日:2023/02/24
それにしても YouTubeなどでペルソナ3原作の画面を見ていると、改めて今作のリメイクのクオリティが凄まじかった事を実感させられる。特にグラフィックは今のゲームらしい完璧なグラフィックに仕上がっており、ムービーシーンでは息を呑んで見守るなんて事も少なくなかった。
ただ、やはり一番心に残っているのはあのエンディングだ。正直最初は主人公が眠っただけなのか死んだのか分からず、検索してようやく主人公が最後に息を引き取った事を理解した。
アイギスの言葉一つ一つに重みがあり、それでいて優しさを感じるようなラストシーンは、他のゲームと比べても追随を許さないほどのシーンに仕上がっていたように感じる。
また、今回も浮気システムが継続されており、バレンタインイベントのような修羅場イベントがいつ起こるのかハラハラしていたが、文化祭の軽いイベントだけで終わってしまい安堵なのかがっかりなのかよく分からない気持ちを感じてしまった。個人的に好きなキャラは千尋、美鶴、舞子だったが、キャラクターそれぞれに色々なストーリーがあり、可愛らしさが全面に出たイベントも多く、非常に飽きさせない作りになっていたと思う。
最後に、この作品のような神リメイクが続々と発売される事を強く望む。手始めに、ペルソナ4のリメイクもして欲しい。本当に期待以上の作品を仕上げて頂き、ATLUS社には感謝しかない。
主人公に幸あれ。彼らに幸あれ。